シングルモルトを訪ねて  

行きたかった場所だったんです


■集合場所
前々から是非とも行ってみたかったのがサントリーの山崎蒸留所。その念願が叶い訪問してまいりました。集合は朝の9:30にJR東海道線山崎駅。10時からの朝一を狙ってなんですが和歌山からだと5時起きだったのでちょいと眠いです。


■妙喜庵(みょうきあん)
さて、駅を降りるとすぐ左側になにやら見慣れた重文の看板が。見るとなんと国宝じゃないですか!!!


■待庵(たいあん)
聞くとこの妙喜庵の中にある日本最古の茶室が国宝の待庵で、かの千利休が作ったとされるもので全国にある国宝茶室のひとつとのこと。素朴な小さい駅の前にさらっとこんな建物があるなんて思いもしませんでした(笑)


■サントリー山崎蒸留所
@大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
<ガイドツアー>
【所要時間】約60分(製造工程見学+試飲)
【案内時間】10:00~15:00(変更あり)
【電話】075-962-1423
※要予約
■いざ蒸留所へ
山崎駅より徒歩で約10分。踏切を渡るとそこはもう工場敷地内でした。入口で手続きをしてまずはウィスキー館へ入場します。

■資料館
蒸留所、ウィスキーの歴史がわかる資料、ウィスキーがたっぷりと展示されてます。







そしていよいよ職人さんのこだわりが息づく製造工場内へ入ります。
製造工程を簡単に書くと
原料→乾燥→仕込(糖化、濾過)→発酵→初溜→再溜→貯蔵→ヴァッティング
とこうなります。この工程をコースに沿って見学します。




■仕込
まずは原料となる大麦を発芽・乾燥させて麦芽を作ります。そしてそれを細かく砕き、この仕込槽へ温水とともに注入します。でんぷんが糖分に変わり、ゆっくりと濾過し、澄んだ麦汁を作ります。


■発酵
麦汁を発酵槽へ移動させ酵母を加えます。サントリーでは数千種類の酵母を保有されておりその中から香味を考えてセレクトするそう。そして発酵槽には木桶槽を使用。木桶は温度管理が難しい反面、保湿性に優れているところが利点です。


■蒸留
出来上がった汁を「ポットスチル」と呼ばれる蒸留釜へ移され初溜、再溜の2回の蒸留が行われます。その加熱方法には直火蒸留と蒸気を利用した間接蒸留を採用しているそうで違った味わいを作り出してます。このポットスチルは基本的には銅製で寿命はだいたい15~20年。その形が違うと味わいも違うということです。イギリスの蒸留所などはひとつの味わいを製造している所が多いそうですが山崎では多彩な個性のモルト原酒を作り出していました。


■貯蔵庫 その1
蒸留された原酒はいよいよ樽に詰められます。この時点でアルコール度数は50~60度くらいだそう。


■貯蔵庫 その2
詰められた原酒は永い眠りにつきます。同じニューポット(蒸留されたばかりの若いモルトウィスキー)でもその樽の種類により異なる味わいのウィスキーに仕上がるそうで、ここではオークの木で作った樽を使用していました。この樽に入れられ長期熟成させることで元々透明であった原酒が琥珀色で芳醇なウィスキーに変貌していくわけです。サントリーではこの山崎の貯蔵庫の他に、別場所で貯蔵しているそうです。薄暗い倉庫ですが、高く積まれた樽の姿はまさに壮観で、しかもウィスキーの呼吸が聞こえてきそうな雰囲気ですね。


■樽の中身
これまた当然の話ですが樽の中で何年も熟成していると水分が空気に溶けてウィスキーが目減りしていきます。ちなみに右は4年後の樽の中で左は12年後の樽。見事に減ってますがこれを「天使の分け前」と呼ばれてるそうです。なんとも粋な呼び方ですね(笑)

■名水ある所に名酒あり


京都の南西に位置するこちらは桂川・宇治川・木津川が合流し昔からよく霧が発生したそうです。
このウィスキー作りにはこの水蒸気が大切だそうで、
しかも敷地内にはこんこんと湧き出る伏流水の池もあります。
この池のでモリアオガエルの産卵も見られるほどいいお水だということです。


■いよいよテイスティング


ゆっくりと工場見学をした後はいよいよお待ちかねのテイスティング!!! 
色々なバージョンがあるそうですがこの日はマッカラン12年、
マッカランファインオーク12年、グレンフィディック12年、
ボウモア12年、ラフロイグ10年、山崎12年、白州12年 
以上の7種モルトの飲み比べ。

あらためて丁寧に味わってみるとやはりウィスキーの深みある甘さと香りが
素晴らしいお酒だということを実感しますよね。
洗練されたマッカラン、ピートのスモーキーさやメディスン系を楽しめるボウモア、
最初から最後まで甘みがつづくグレンフィディック、などなど楽しませていただきました。

でもやっぱり日本のウィスキーは飲みやすいっていうか口に合いますよね。
スモーキーさとフルーティーさを兼ねそろえた白州12年がいちばんのお気に入りでした。


■最後に...
そしてセミナーの最後にはハイボールの美味しい作り方をレクチャーしていただきましてその後に山崎12年で作られたハイボールを楽しみました。これまではそれほどしっかりと味わったことのなかったウィスキーですが時間と手間を惜しみなく使った一品は作り手の方々の思いが込められた素晴らしいお酒だと思います。単純なのでウィスキーにはまりそうですがまた新たな楽しみ方の引き出しが増えることは素晴らしいことですね。次は是非白州蒸留所へ行きたいですね。
【お店の場所はコチラをクリック♪】

Tag:島本町 

応援クリックお願いします
↓↓↓:m(_ _)m
検索フォーム
プロフィール

とこわかはる

Author:とこわかはる
■「デッドで!」とは?
「レンゲを使わず丼鉢に直接口をつけて飲む」つまりダイレクトでスープを飲むということを表しております。よって「デッドで!」とは「鉢に口をつけて直接スープを飲んでみた!」という意味になります。
友人が最初に使い始めたのがきっかけで、この飲み方を広く普及すべく「デッド飲み推進会」に入会しまして、日夜活動に勤しんでおります。
会長によると語源はゴルフ用語由来なのだそうですが… 私はゴルフをしないのであまりよーわかりません(笑)

■私の肩書き
・デッド飲み推進会副会長
    兼 和歌山支部長
・情熱和歌山ラーメン部々長
・情熱大阪ラーメン部所属
入会(部)者を募集中です♪

■私のひととなり
ラヲタではありません。
単純に「中華そば」が好きなだけでございます(笑)​
私にとって「麺」とはオアシス。そんなオアシスを求めて和歌山を中心に近畿圏を放浪中♪そして智弁和歌山野球部のファンでもあります。
将来に不安を抱えているので第二の職を視野に入れてます。実は中華そば屋を経営するのではなく歌手デビューを狙ってます​(爆)

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
地域別カテゴリ
料理別/シーン別カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カウンター