井戸端会議の花が満開(笑)■お好み焼き ヒロ@和歌山県田辺市江川14-8
【営業時間】11:00~17:40
【定休日】水曜日
【電話】0739-26-5073
【駐車場】なし
【地図】お店の場所はコチラ
田辺にある親戚の家へ訪問するついでに訪ねてみたコチラ。
久しぶりに「江川地区」に足を踏み入れてみた♪
近くに田辺漁港があり、古きよき港町の雰囲気を色濃く残す江川地区は
その昔から知る人ぞ知る和歌山のB級グルメ「江川のちゃんぽん」の発祥地。
田辺に来たのなら「ちゃんぽん」を食べずしてスルーすることはありえない(笑)
というわけで、神社の奥にひっそりと佇む老舗のコチラの暖簾をくぐりました♪
■店内&お品書きそのひなびた雰囲気通りに店内は昭和時間がゆったりと流れております。

入口の一部と奥には客席がありますがほとんどが焼き場というコチラ(笑)
地元のご常連さんが集うお店は井戸端会議の坩堝と化しておりました。
一番奥のテレビのあるテーブルに腰をおろしまして・・・

先ずはお品書きを、ば。
ひときわ異彩を放つ「ちゃんぽん」はもちろんですが
今回は粉もんの「お好み焼き」をチョイス♬
ただし、車だったのでビールは断念しましてお水で我慢、我慢。
オーダーを入れると手際良くおばちゃんが麺の袋を開け始めます。
そして「カチャカチャ」っとお好みの粉を混ぜる音もリズミカルに♬

しかし、手を動かしながらもご常連さんとの会話も休む事はありません(笑)
そして先ず、お好み焼きが運ばれてきました!
■お好み焼き(並)(330円)
「おっ! 粉の多いタイプやな…」黄色っぽいボディにソースがかかり、そして鰹粉がふりかけられた
トラディショナルなビジュアルは見た目にもわかる粉の多いタイプ。
「ホットケーキチック」といえば少し乱暴かもしれませんが
おばちゃんがコテで叩く度に
「パンパン♬」と乾いた音が店内に響き渡ります(笑)
それほど厚くはなく、香ばしい臭い鰹の香りが辺りに漂います。
そして割ってみると…

こんな感じ♬やはり野菜より粉のウェイトが多いタイプ。
よって水分が断然欲しくなりますね〜♬
全体的なボリュームは想像以上にありました。
「並」の大きさでも2人でシェア出来るでしょう。
これを見てもわかりますがスープが麺に絡まっているでしょ♪
お好み焼きを食べ始めると直ぐに到着したのが
本丸の「ちゃんぽん」でございます。
■ちゃんぽん(500円)
今回で二度目の「江川のちゃんぽん」
いわゆる「うどん」と「焼きそば麺」を1/2ずつ入れて焼き上げたもの。
一般的に「ちゃんぽん」と聞くと野菜たっぷりの中華麺になりますが
ここ江川地区では「うどんとそばをちゃんんぽんする」という意味で
この名がついておりまする♬
「それやったら焼うどん1/2と焼きそば1/2を
ワンプレートに盛ったらええやん!」という声が聞こえて来そうですが、そうでもないんです。
というのも…

うどんとそばという違う味わい、違う食感のものが
一緒に攻め入ってくる不思議な感覚は
麺を混ぜ合わせて調理する事でしか得る事はできません。
そばとうどんは明確に違うものですが、
この「ちゃんぽん」はその違いを楽しめるのがイイですね〜♬
■食べてみて…
やっぱ一番残念だったのは「ビール」が飲めなかったこと…
これはやっぱ外せません(苦笑)
加えてご常連さんの楽しい会話、お店の雰囲気、おばちゃんの人柄、など
挙げればキリがないほど地元に根付いた「ならでは」がここには存在します。
田辺に立ち寄られた際には是非ともこの「江川のちゃんぽん」にトライして欲しいですね〜♡
【地図】お店の場所はコチラ※『んじゃ、「焼うどんと焼きそば」を1/2したらええやん!!!』
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今回も「ポチッとな」をありがとうございます!m(_ _)m【『お好み焼き ヒロ 』これまでの飲食跡♬】その1:ゆったり流れる昭和時間に身を委ね
もうひとつの和歌山B級グルメ
課題店へ…いざ!
■さよなら田辺
さてさて、田辺で江川のちゃんぽんを堪能し、
もっともっと田辺市内を散策したかったのですが
もう一つのB級グルメをいただくべく泣く泣く田辺を離れることに…
■向かった先は…
田辺発の普通電車に乗ったのは14時。
ゆっくり進む車窓から山々の景色を眺めてるとアルコールの影響か
深い眠りに落ちていきまする…
『次は御坊~御坊~♪』
はっ!!(」゜□゜)」
あっぶなぁ~
乗り過ごすとこやったわ…
間一髪で乗り過ごしを回避し
降り立ったのは
『御坊!!』
でございます!
そしてここで紀州鉄道に乗りまして『学門駅』を目指すもちょうど電車が出たところ…
駅員さんに尋ねると次は30分後だと言う。
しかし目的地まで歩いても10分そこいらということでしたので
ちゃんぽんを消化させる意味で徒歩を選択しました(笑)
ここ御坊は新たなる麺屋の登場で課題店が増加している現状…
本来なら麺屋のみを攻めなければならないところです。
ただし二部営業のお店が多いんですわ… しかもこの日のメイン店舗は別にある。
そんな事情が重なる中、向かったのが
この住所にはそれらしいお店はありませんでした。
お店、やめたんですかねぇ…(ToT)
(画像ナシ)
※おそらくここであったであろう民家がありましたが
お店の跡が残ってなかったので撮影はしませんでした。
炎天下の中、歩くこと十数分。気を取り直して本来の目的地へ向かいます。
途中、歩いてるとこんな看板がっ!!!
『安っ!!( ̄∀ ̄)(爆)』
それ自体は駐車場の看板だったんですが道を隔てた正面には
提灯が掲げられた中華料理屋さんがありました。
普段なら間違いなく飛び込むところですが
駐車場の隣にシラス屋があったのでそこの販売員さんに聞いてみたんです。
でも誰も前の中華料理屋には行った事がないそうで…
そんなお店はこんな雰囲気ですねん。
(やっぱ行かんとこ…(弱気))
かなり後ろ髪を引かれますがナゼか
『行ぐなぁぁぁ(」゜□゜)」』
という魂の叫びが聞こえた気がして(笑)
今回はスルーし課題店リストに登録完了でござい。
そして、そのまま真っ直ぐ進むとお目当てのお店が見えてきました。
駅からダイレクトだと15分もかからない道のりですが
回り回ってゆうに1時間かかっちゃいました~~(^。^;)
ずーっと行きたかったお店です♪
【和歌山B級グルメを訪ねて/御坊編】
その六へつづく…
ゆったり流れる昭和時間に身を委ね


■お好み焼ヒロ
和歌山県田辺市江川14-8
【営業時間】11:00~17:40
【定休日】水曜日
【電話】0739-26-5073
【駐車場】なし
■ヒロなう
浜ちゃんを後にし次に向かったのがこちら『ヒロ』 朝日新聞で紹介されてたドンズバのお店です。地区の氏神様が奉られている浦森神社の隣を抜けた正面、昭和の匂いが漂う老舗感タップリの風貌は貫禄充分で風情がありますね~(笑) 早速暖簾をくぐりま~す(*^o^*)
■店内&お品書き

入店したのは12時過ぎ。
お客さんは誰もいないのですがいきなり飛び込んできたのが
『鉄板を挟んで格闘する女性ニ人の図』(笑)
その2人とは女将さんとお手伝いされてる娘さん。
とにかく忙しそうに動き回られるパワフルさに圧倒されつつも
恐る恐る言ってみました
『あ、あのう…ひとりですが食べれますかぁ?』
と。
『ハイハ~イ そっちへ行ってよ~♪』
と指された先にはテーブル席が一脚。壁にTVが掛かった一番奥に案内されました。

テーブルに腰を下ろすと同時に
『ちゃんぽん&ビール』をオーダー♪
すると直ぐに目の前に出てきたのがコチラ。
キンキンに冷えておりますわ~(o^∀^o)
もちろんコレが無いと始まりませんわよ
オホホホホ(^w^)
■チャンポン(500円)
この日は休日ということもあってか、とにかくメチャメチャ忙しいそう。
『コレだけのオーダー大変ですね~!』
と女将さんに声をかけると、
『お兄さんはちょうど良かったわ。
これからちゃんぽん焼くから
前の注文分と一緒にしとくからな~』
と、なんともラッキー♪なお言葉が(笑) その流れでおしゃべりできました。

お店はオープンしてから既に二十年オーバー!!!
ここ江川地区では一番の老舗ということでした。
普段ならそれほど混まないそうですがたまたまこの日は
休日と地区の行事が重なってたようで朝からこんな調子が続いてるのだそう。
そんな中でも女将さんの手は止まる事なく動き続けておりました(笑)
■麺茹で
しばらくその作業を見てたんですが鉄板の上に水を張った
テボ入りの小さめ寸胴が置かれてました。
(どない使うんやろか~??)
と見てると…
そこに袋から出した麺を入れ茹でるんですよ!!!
なんか効率的って言うか初めて見る光景でした♪
程なくその麺を鉄板に落として調理スタート。
基本的には湯通しした麺と具材料を一緒に焼いておいて
仕上げの段階でソースを♪
印象的だったのはその丁寧さ!

その気になればパパッと焼くだけでスグに出来上がると思いますが
女将さんはゆっくり、じっくり火を通していきます。
具材を混ざった麺をしばらく鉄板の上で放置プレイしてました(笑)
そして最後にコテでジュワっと生卵を合わせ、
サラサラのウスターソースをかけたらOK。
仕上げにドロッとしたソースもちょいとかけて出来上がりです♪
■ちゃんぽん(500円)
見た目では
(ソース少なくないかぃ…)
という心配もよぎりましたが、いざ食べてみると
『うもぉぉぉぉ~♪』
v(o^∀^o)v
卓上のソースでは自分の好みの味わいにカスタマイズも可能でございました。
ただし食べるにつれ感じたこと…それは

『ちゃんぽん』って酒のあてというよりも
ご飯の方が合うんじゃないか??って事。
ビールを飲むペースと量に比べちゃんぽんのボリュームがありすぎるんですよね…
普通なら『飲んで、飲んで、食べて』というペースが
『食べて、食べて、飲んで』と、こうなっちゃうんです…
途中からビールはいらなくなっちゃって白飯が欲しくなったのは内緒のハナシです(苦笑)

さて、チョイと横みちに逸れちゃいましたが
味わいと雰囲気は素晴らしいのは疑いのないところ!!
ゆったりと過ぎる昭和時間に身を委ね至福の時を過ごさせていただきました♪
■命綱のWB(ホワイトボード)
食べてる間にもひっきりなしに掛かってくるオーダー電話!!!
その度、後ろのWBに注文をメモしながらその手は止まることはありませんでした。
『やめようと思ったことは何度もあるけど
なんとか続いてるわ(笑)』
とそんなセリフにも屈託無い女将さん。
そうこうしているうちに常連さんもどんどんお店にやってきます!
『この辺は入口開けといたら
海からの風が通って涼しいんやで。
夏になったら店の前でも食べれるから
また来てよ~♪』
とニコニコ顔で送り出してくれました。
確かに路地の中でも涼く心地よい風が頬を撫でていきますね~♪
そしてここに私の独断度偏見にて
『Master of 江川のちゃんぽん』
の称号を与えます!
(↑:勝手にかよ!!!(爆))
女将さん、絶対また来るね~( ~っ~)/
【和歌山B級グルメを訪ねて/江川ちゃんぽん編】
その五へつづく…